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zoom RSS 七人の侍

<<   作成日時 : 2016/10/18 14:42   >>

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「午前十時の映画祭」を知っていますか?

名作映画を映画館でリバイバル上映する企画です。

先日の上映は「七人の侍」 何度観てもまた観たくなる
映画館から出たばかりでもすぐに引き返してしまいたくなる、そんな映画です。

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いろいろと話したいことは沢山あるのですが今回は観た中で一番の感動はこのシーン
菊千代が侍達に向かって百姓の気持ちの中をありったけの力でぶちまける
目を見てもらうと分かると思うのですが、菊千代(三船敏郎)が涙ぐみながらの演技!


侍達には侍にしか分からない辛く苦しい思いが
敵に追われ命からがらで逃げ延びたと思ったら今度は落ち武者狩りにあった者ならその辛さ口惜しさ
は計り知れないだろう。
そんな侍たちに菊千代はこう言うのだ

「よく聞きな!  百姓ってのはな
 けちんぼで ずるくて 泣き虫で 意地悪で間抜けで 人殺しだ!」

そう、弱いが故の必死で生きるための術なんだろう
そして菊千代はこう続ける

「こんなケダモノ作りやがったのは一体 誰だ?
  おめえ達だよ 侍だってんだよ」
「戦のためのは村あ焼く 田畑踏ん潰す 食い物は取り上げる
 人夫にはこき使う 女あさる 手向や殺す」
「一体 百姓はどうすりゃいいんだ 百姓はどうすりゃいいんだよ くそー
  ちきしょう ちきしょ〜〜〜う」

そう言いながら菊千代は地べたに座り込み泣くんだ
あれだけ明るかったあの菊千代が涙をぽろぽろ流して

侍達は自分たちだけが辛く苦しい思いをしてきたのではないことを深く知り
菊千代の気持ちがより一層分かるとてもいい場面

映画館でこのシーン観てたらいつのまにか菊千代と一緒に泣いてました
今観ても少しも古さや時代を感じない緻密な素晴らしい作品です。


さてリメイクの「荒野の七人」のそんなシーンはあったかな〜などと思い
レンタルでもしようかと思っていたら程よくBSで放送、ラッキー
確かに「荒野の七人」では7人の最年少のチコが百姓との橋渡しの役はするが
さすがわエンターテインメントもっと派手にぶちかましてました。

「七人の侍」のあの山から見下ろした村の場所がネットをちょこちょこ見ていたら
出てきました


ぜひ今度訪れてみたい。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
黒沢映画をじっくりと観た事はないのですが、文章を拝読するだけで、三船敏郎演じる菊千代の抱える辛さが胸に突き刺さってきます。
このように、魂の全てを力一杯ぶつける、迫真の演技が黒沢映画の人気をずっと支えてきたんですね。
Kanako
2016/10/18 16:31
Kanakoさん さっそくのコメントありがとうございます
黒澤映画を観たことないとは羨ましい!
本当ですよ、まだ観たことがないということはこれからあの感動を真っ新から味わえることが出来るのですからね
いいな〜〜
お暇な時に是非とも!
でわでわ
股旅
2016/10/18 17:10

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